自作小説『雷光街道』目次

この物語は、アートディンクの攻城戦攻略ゲーム『ブリッツシュトラーセ』の世界観を舞台とした、フィクションです。
ちなみに主要人物の人物名は、センスが無いので殆どが自動車メーカーの名前か、航空機メーカーの名前です^^;
その他、下っ端の人物名は、思い付き^^;

イエブネース大陸
イエブネース大陸

登場人物
プロローグ

テーマ : 自作連載ファンタジー小説
ジャンル : 小説・文学

プロローグ(序章)

フォッカーがこのイエブネース大陸に、秘境を求めて降りたって、2日が経った・・・
今回の旅は、まだ始まったばかり。
秘境探しはもう暫く後に廻すとして、今は大陸の皇帝府がある帝都『メリーダ』の飛行場から、車で1時間程東の所にある遺跡に移動した。
帝都『メリーダ』は、大陸中央部の砂漠地帯にある。
従って、車も4WDのレンタカーを借りた。
車がフォッカーの母国『フィーアラント』製の車である事が、まずはフォッカーを安心させた。
さすが、世界一、二位を争う自動車大国『フィーアラント』だ。
この様な海外のレンタカーでも、自国産の車に巡り合えた事に、多少誇り高くなった。

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遺跡に着くと、フォッカーは写真を撮り始めた。
およそ80年前に初めて開発されたカメラだが、開発当初は被写体にレンズを向けて蓋を開け、撮影が終わるまでは暫く動けないという、何とも食えない代物だった・・・
それが60年前から一気に技術が発達し、シャッターを切る事で一瞬で写真が撮れる様になり、カメラその物も徐々にコンパクト化。
今ではカラー付きの写真を連続撮影できるまでになった。
世の中、便利になった物だ・・・

クウギショウ:「良い写真は、撮れてますかな?」

突然、後ろから老人に声を掛けられた。
服装から見るに、どうやら聖職者の様だ。
ただ、全身が鱗に覆われている事、翼と尾が生えている事、そして2m以上ある巨体と、こちらを見つめている瞳孔が縦に細長い事が、一瞬フォッカーをたじろがせた。

フォッカー:「お坊さん・・・噂に聞く『ドラゴニュート(竜人)』ですか!?」

クウギショウ:「『ドラゴニュート』に逢うのは、初めての様じゃな。無理も無い、『ドラゴニュート』は今や、希少種族じゃからな・・・」

フォッカー:「私はフォッカー、旅行雑誌記者です。このイエブネース大陸の見所を記事に、取材にやって来ました。」

クウギショウ:「お主、国はどこかな?」

フォッカー:「『フィーアラント』です。」

クウギショウ:「これはまた、随分と遠い所から来なさったのう・・・」

フォッカー:「『フィーアラント』からは、飛行機でおよそ6時間ぐらいです。」

クウギショウ:「お主は名跡の取材に、この地に降り立ったのだろう?もう『四英傑の墓碑』は、ご覧になったかね?」

フォッカー:「『四英傑の墓碑』?いいえ、初めて聞きました。」

クウギショウ:「あれは観ておいた方がいい。度肝を抜かすぞ!」

クウギショウの縦に細長い瞳孔が心なしか悪戯っぽい輝きを秘めた様な気がした。

クウギショウ:「どれ、わしが一つ、道案内をしよう・・・とは言え、わしももう400歳じゃ。お主ら『ヒューマン(人間)』に例えると、80歳ぐらいかのう?翼はあってももう年ゆえ、満足に飛ぶ事もできん。この巨体ではキャビンでも入らないだろうから、荷台に乗って、道案内させてもらうとしよう・・・」

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車で北東に15km程進んだところに、砂漠の中の谷があった・・・
その谷に少し入ると、突如、巨大な4柱の石像が見えてきた。
石像・・・というよりは、切り立った絶壁に、4体の像を掘り出してる感じだ。

一体は袴姿に、太刀を持った東方の侍の姿。
一体は豚の様な鼻をしているが、重い甲冑を身に纏い、戦斧と盾を持った勇壮な姿。
一体は尖った耳を持ち、見事な弓を持った美麗な女性。
そしてもう一体は、ローブを被った魔導師か?
高さ18mはあろうかという巨像の四体が、それぞれ東西南北各方位を護るかのように、砂漠の谷に中に立っている・・・

フォッカー:「これは・・・凄い!圧巻だな!」

フォッカーはもう、夢中でシャッターを切った。
望遠、広角、様々なレンズを付け替えては、写真を撮りまくった。

フォッカー:「この4人は一体、誰なんですか?」

クウギショウ:「聞きたいかね?」

・・・とは言ったものの、この老人から話したがってる事はもう、ありありと観て取れた。
悪戯っぽい縦長の瞳孔が、爛々と輝いている。
老人は、こういう御伽噺を、話して聞かせるが大好きなのだ!

クウギショウ:「あれは250年前の事じゃった・・・」

老人が、淡々と語り始めた。
フォッカーがすかさず、メモを取る。

この世界は、我々が住んでいる世界とは、また違った世界の『地球』・・・
この物語は、その異次元での『地球』の、ある一大陸での物語である・・・

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